ネット上には「仕事の辞めどきサイン」を教えてくれる記事がたくさんあります。 でも、そういう記事って元気な人・強い人向けに書かれているものが多いですよね。
一方で、ここに来てくれた多くはこういう人たちです:
- まじめすぎる
- 人の目ばかり気にする
- 優しすぎて人に迷惑をかけたくない
- 自信がない
- 怒られたくないから元気なふりをする
- 「甘えかな」と自分を責めている
そんな人にとって「一般的な辞めどきサイン」だとピンとこないかも。
だから今日は、ネコの「ちいさ」があなたにとっての仕事の辞めどきサインをお伝えします。
ホントはきみの心が教えてくれてるよ

サイン1, 仕事を辞めたいと思っているのにそれを自分に許せていない
心はかなり前から「仕事を辞めたい」と言っているのに、その気持ちをおさえつけているかも。
- まだがんばれるはず
- 甘えてるだけかも
- もっとちゃんとしなきゃ
「辞めたい」と心が思っているのに自分で許していない状態は、かなり危険なサインです。心はもう疲れています。 まずは「辞めたい」と思っている自分を許してあげましょう。
サイン2, 仕事に行く前に「元気なふり」を準備している
多少の気合いは仕事に必要ですが、毎朝仕事に行く前に「今日は怒られないようにしよう」「元気に見せなきゃ」と過剰な意気込みが必要なら辞めどきサインです。
仮面をつけることが普通になってしまった職場にいても、どんどん病んでいきます。あなたにはもっと、自分の心がラクになる場所で働く権利があります。
サイン3, 仕事中に「早く時間が過ぎてほしい」と願うばかり
仕事にやりがいを求めなくてもいいけど、仕事中に「早く終われ、早く時間がたってほしい」とばかり願っているなら、それは心が悲鳴を上げているサインです。
そうなっているときは、自分にも会社にもいいことはありません。だから「こんな自分はダメだ」と責めずに、「そろそろ場所を変えていいかな」と考えてみましょう。
サイン4, 家に帰ってから好きなことに手がつかない
仕事が終わったあとや休日にこんな状態になってくるのも辞めどきサインです。
- 好きなことをする元気がない
- 休日も遊ぶ気が起きない
- 帰ったらバタンキュー
よくある自己啓発本は「もっと自己管理を!自己成長を!」と言いますが、そんなこと言われたってできませんよね。仕事がエネルギーを吸いとってるのだから。
家に帰ったあとソファに崩れ落ちて何もできない日が増えてきたら、それは「辞めどきサイン」です。
サイン5, 仕事で失敗すると「自分はダメだ」と責めてしまう
まじめな人ほど自分に厳しいものです。仕事で起きた小さな失敗でも「やっぱり私はダメだ」と責めてしまいます。
失敗を成長のチャンスととらえるのはいいことですが、自分を責める状態が続くと自己肯定感がボロボロになってしまいます。
仕事で自分を責める習慣が増えたら「自分を守るための辞めどきサイン」だとおぼえておきましょう。
サイン6, 「がんばってるね」と言われると泣きそうになる
がんばってるのに認めてもらえないのが仕事でいちばんつらいことです。だから誰かに「がんばってるね」と言われたとき、胸がいっぱいになって泣きそうになる。
それはあなたの心が限界にきてることを教える辞めどきサインです。
その涙は、今までずっと我慢をしてきた証です。涙が出そうな自分に「そろそろ休んでいいよ」と言ってあげましょう。
サイン7,「辞めたら迷惑がかかる」ばかり思ってしまう
「辞めたら迷惑がかかる」「申し訳ない」と思いますよね。 あなたは責任感が強くて思いやりが深い人だから。
でも知っておいてください、あなたが辞めても会社は回ります。
迷惑をかけない生き方なんて無理です。 自分の心を守ることを最優先にしましょう。
サイン8, からだに不調が出てきた
心はだませても、からだはだませません。
- 眠れない
- 食欲がない
- 仕事に行くときに動悸がする
こんな症状が出てきたら、からだが「逃げたい」と言っている辞めどきサインです。人の目より、自分のからだを大事にしましょう。小さな不調のうちに辞めるのがいちばんいい選択です。
サイン9,「ここにいても自分は幸せになれない」と感じている
職場に幸せを求めるべきではないけど、心が死んでいく場所にいるのはつらいことです。
「この職場では私はもうよろこびを感じられない、希望も持てない」と思っているなら、心がSOSを出している辞めどきサインです。
もっと希望の持てる場所に羽ばたいていいのです。
サイン10, 本当は「もう辞めよう」と決めているのに実行する勇気がない
心の奥ではもう「辞めよう」と決めているのに、 世間や人の目を気にして実行できない人も多いです。
- 辞めたらダメ人間になる
- 人の目がこわい
- 次が見つからないかも
人にどう思われるかより、自分の判断が正しいと自信を持ちましょう。
心が「辞めたい」と思っているのが仕事の辞めどきサイン
自分にとっての仕事の辞めどきサインは、自分の心が「辞めたい」と思ったときです。
ネット記事には「スキルがついたか」「次の仕事があるか」「年収がどうか」と外側の条件ばかり並んでいるので、世間や人の目を気にしているとそういうことに惑わされてしまいます。
ネコのちいさの哲学は違います……自分の心がもう疲れた、それだけで辞めていい。
がんばってきたから、もうおしまいにしていいんです。 がんばれなかったからじゃなく、がんばりすぎたから心が「辞めたい」って言ってるのです。
