言ってやりたいことが本当はたくさんありますよね?
ネガティブな退職理由を正直に伝えるのはNGですが、今まで耐えてきたのだから、苦しかった自分の心を少しラクにするような言い方をするのはいいでしょう
辞めたいのは「いやだから」「つらいから」
円満退職なら辞めるときの言い方や切り出し方に悩む必要もないはずです
「どう伝えればいいのかな」と悩んでしまうのは、上司が嫌いとか、仕事がつらい、人間関係がいやとかのネガティブな理由のときです
「一身上の都合」ですまないときもある
よくネット上の情報などでは退職理由は「一身上の都合」のひと言でいいとありますが、実際は反射的に「なんで?」と聞く上司が多いものです
そういうときのためにも、言葉上は相手を立てておいて、ほんの少し自分の心も救われる言い方を決めておくといいです
たとえばこんな言い方・例文
たくさん我慢して、言いたいことがたくさんあるのに、それでもまだ下手(したて)に出なければいけないのかと苦しくなるかもしれませんが、表面上の平和のために最後のがんばりを見せましょう

これまでありがたいご指導をいただき、わたくしなりにもがんばってきたのですが、今後の会社の発展を考えるともっとふさわしい人がいるのではないかと思うようになりました
わたくしも、今の自分にふさわしい転職先を見つけましたので、〇月〇日で退職いたします
○○さん(上司)には本当に感謝していますので、新しく優秀な方が入社することを願っております
※あくまでひとつの例です。自分の未来を決める大切な退職の申し出は自分でちゃんと考えましょう
ポイント1、上司を立てる
「ありがたいご指導」などのように上司がやってきたことを否定せず、感謝する態度を示しましょう
ポイント2、自分もがんばった
「わたくしなりにがんばりました」のように、自分も上司の期待に応えるようにがんばった旨を伝えましょう
「私がダメでごめんなさい」とまでへりくだる必要はありません
ポイント3、会社を立てる
「今後の会社の発展」というように、あたかも「この会社はこれから発展して当然」かのように大きく表現しておきましょう
お世辞くらい言える能力は社会人に必要です
ポイント4、ちょっと気持ちをスッキリさせる
今回は、本当は円満ではなく「いやだった」職場を辞めるときの言い方です
きっと、上司にキツく当たられたり仕事ができない扱いを受けてきたのではないでしょうか
あなたがダメなのではなくもっと違う人が合っているというだけです
「もっとふさわしい人がいる」のように言って、「ほかの人を見つけて」という意味合いを持たせて心の中できっぱり距離を置きましょう
ポイント5、引き止められない
「次の職場をもう決めた」「退職日がもう決まっている」などのように、引き止められないようにしておくと話がすぐ終わります
ポイント6、言葉では相手を立てる
最後まで言葉上では相手を立てるようにしておくのが大事です。抑えてきた不満というのはつい言葉の端々に出がちなので気をつけましょう
くやしくてもがんばりましょう、これが自分にとって最後の「仕事」です
ちょっとイヤミかも?
過剰に自分を下げたり相手を持ち上げすぎることは、敏感な人にとっては嫌味に感じる場合もあります。言ったとき即座に察知してムッとされるかもしれません
それが怖いなら、やはりネット上にあるテンプレどおりの「きれいな退職理由」を言って自分はぐっとこらえるのが安全でしょう
今回紹介した例文もただのひとつの例だし、ネットにある例文もただのテンプレです。自分の生き方を決めたり、自分の想いを伝えるためには「他人の言うこと」ではなく「自分で考えること」が正解です

